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2007.6.28

音楽とカレーと人生と。

こんばんは、ベイブスターの豚角です。
みなさん、ほりしたさんの『シロツメクサ咲いた夏』は聴いてくれましたでしょうか。
その世界のなかには、いろんな物語や住人が住んでいて、何度来ても
新しい発見があったりします。ぜひ、みなさんも遊びにきてくださいね。

じつは、そんなアルバムのような優しい世界感が
ベイブスターの近くの現実の世界にもあって、今日はほのぼのとした小さなお話をちょっと紹介します・・。

ベイブのまわりには、隠れ家のような感じの店がひそんでいて楽しい感じなのですが、
そのなかに、とある一軒のカレー屋さんが混ざっているのです。

そのカレー屋さんのドアを開けて中に入ると、ふわっと、少し懐かしい雰囲気に包まれて、
一昔まえのヨーロッパ風のにおいが出迎えてくれます。
ちょっと時間も空間も、タイムスリップしたような感じでしょうか。
その小さなカウンターのなかには、ひとりのおばさんがトントンと包丁で料理をつくっていて、
「いらっしゃい。」
と優しいかけごえをかけてくれるのです。

たくさん用意されたカレーのメニューから、トマトとナスとチーズの欧州カレーを注文すると、
食事のまえに、「どうぞ。」とほかほかのジャガイモとバターをおばさんが
にこっとしながらサービスしてくれます。
その不思議なおばさんは、どんなお客さんも暖かく迎えてくれて、料理をつくりながら、
お客さんのグチを聴いてくれたり、ささいな小話をしていたり、その小さな空間には
時間がゆっくりと流れているのです。
なかには、今月はギャンブルで50万勝ったよ~とウレシそうに話すお客さんもいて、
うんうんとおばさんはうなずいてくれていましたが、
賭け事はいつまでも止められなくなって家庭まで壊してしまうわよ~、と
おばさんは微笑みながらも心配そうに言っていました。

そんなお店も夜の浅い時間に灯りが消えてしまうのですが、
最後にぽつんとカレーと自分だけが残った空間で、もう帰らなきゃな~と思いながらも、
おばさんはさっきにの賭け事にはまってしまった青年のことが気になるようで、
僕にもそっと話をしてきます。
昔、お店で働いていた子もどうやら同じようなことで失敗してしまったみたいで、
お酒と賭け事は、いつの時代でもどこの国でも人間のそばにあるものなのね~と
ため息交じりに話しながらも、
若いヒトも老人も今のヒトも昔に生きたヒトも、
みんな人生の豊かさや思いや感情は平等で同じだということ、
自分の昔の先生のこと、その先生はとても素晴らしいひとで、その一つ一つの言葉が
いまでも忘れられないこと、
先日亡くなってしまった常連さんのおじいさんのこと、
その思い出が忘れなれなくて、大好きだったおじいさんの足跡を追ってお店にやってくる
おばあさんのこと・・、
うんうんと、自分がおばさんの話を聞いてると、他人へのたくさんの思いが詰まっているからか、
色々な人との素敵な出会いや別れ、お店に来るひとのたくさんの人生へと話は広がっていきました。

そのときの、ゆっくりと落ち着いて話をするおばさんの語り口と言葉の端々には、
なんだかとても彼女自身の人生観や優しい重みがにじみ出ていて、
とても哲学的で人間的な幅があり、何よりも他人を思いやる気持ちが素晴らしく、
いつまでもおばさんの話を聴いていたいな~という気分にさせてくれたのでした。

こんな一軒のカレー屋を営んでいるおばさんの話を聴いていると、
確かに、音楽のそばにいるのもそこには必ず人間がまず最初にいて、
音楽をつくるのも、音楽を聴くのも、それを届けるのも全部ヒトなんだな~と
一見当たり前のことがじつは大事なのだと気づくのです。
音楽のなかには、それをつくったヒトの感情や人生が詰まっていて、
それを聴いて共感するヒトにも、それぞれの人生や感情があって、
その中に音楽が、いきいきとした音や言葉のかたちで響くからこそ伝わる。
そしてその音楽たちを届けることも、
カウンターの中にいるおばさんと同じで、
音楽をつくるヒトや音楽を聴くヒト、それぞれのことを大事に思いやってこそ、
たくさんのヒトへと広がっていく道を見つけられるのかな、と
カレーとおばさんの話で満腹の夜の帰りみちに、ほんのりと思い浮かべたのでした・・。
今日は、そんな音楽とカレーと人生の話でしたが、
みなさん暑いなか、夏バテに気をつけてしっかり食べてすごしてくださいね~。

Time : 20:22 | コメント (0)

2007.6.19

明日は、ほりしたさんの

待ちに待ったアルバムのリリース日です!!
おめでとうございます&ありがとうございました。

この中には、今まで支えてくれたファンのみなさんや、
これから新しくファンになってくれる方々の胸に
一生のこるような、メロディと言葉が、
ひとつひとつ大切に
ぎゅっと詰めこまれてます。

たとえば、いつもの生活で感じた、うれしいことや悲しいこと、怒ってしまったこと、
そんな誰もがいつのまにか忘れてしまいそうな、
一瞬一瞬の感情がていねいに切り取られて、
ほりしたさんの優しい歌声で包みこまれています。

ほりしたさんの作品を、たくさんの人に届けようとしている自分でこそ、
少しくじけそうになった時は、逆にこの曲たちに元気をもらい助けてもらいました。
とても感謝しています。きっとこれからは、もっと色々なひとに
この曲たちが届いて、たくさの人々の日常をそれぞれの幸せな色に
彩ってくれるでしょう。

みなさん、ぜひ楽しみに待って、たくさん聴いてくださいね。

(ちょっと自己紹介)
・実は、このブログに初めて書き込みました。みなさん、はじめまして。
豚角です。最近ベイブスターにやってきたんですが、けっこうもう慣れました。
みんな、暖かいし仲がよくて、いいところですね。ちなみに男です。
それじゃ、全力でみなさんに、いい音楽と、感情が揺さぶられるような体験を
お届けできるように突き進んでいきます。またお会いしましょう

Time : 12:49 | コメント (0)